航海中の業務内容や体制について理解しておこう!
航海中は海洋調査を行ったり、試験的な開発業務を行うケースもあります。
航海中はワッチ体制と呼ばれる複数名の船員が操船を行います。
停泊中に船体の保守、点検、整備は行っていますので航海時はなにか緊急のトラブルがない限り、メンテナンスを行う事はありません。
海洋調査を行う場合は無人探査機や無人潜水機を導入して、海底生物や資源の検証を行っていきます。
深海の調査を行う際は、海底着座型のボーリング機を導入するケースもあります。
それにより海底まで調査機が届いて地質調査を行うこともできます。
なお、乗組員が直接調査を行うわけではなく、その調査エリアまで操船するのが主な役割です。
実際の調査は専門家やエンジニアが同行し、対応しています。
そういったプロジェクトを果たしたら、目的地へ向かいます。
最後は曳航作業が必要です。
事前に船体をどういった向きに着岸させるかは、打ち合わせ時に決定しています。
ロープで牽引し、船首を安全に傾けるように動かしていきます。
なお稀に気象条件により風速が強い場合は、船首の向きを変更することもあります。
時間がかかっても安全に離着岸できるように誘導するのが曳船の役割です。
海の仕事を始めたいという方はぜひお問い合わせください。
2022.08.19