広島で海運業を行っている森海運です。
甲板部は船に積み込んだ荷物の積み下ろし、積み込み、そして船の整備を担います。

荷物を積み込む以外に航海中も見張りや操船業務を行っています。
航海が数日に及ぶ場合は交代制で業務を行います。

安定した操船を行いつつ、今後の気象条件もしっかり把握して、安全な航海ができるようなルート計画も立てていきます。

複数名の乗組員で業務を分担していきますが、その中には海の最高責任者である船長も甲板部で作業を行います。

甲板部というと操縦室を思い浮かべますが、操縦室以外に船舶で実際に運行状況を確かめるのも役割の一つです。
船の先頭から最後尾まで巡回して周辺状況を確認することもあります。

他には清水の管理、船体喫水の管理なども行っています。

甲板部で作業する船員を甲板部員、甲板員、甲板手、甲板長などと呼びます。
実務経験を積んで一等航海士となり、最終的には船長としての役割を目指します。

そして目的地に無事到着したら曳航作業を行います。
自航不可能な船舶を曳航します。

大型船をロープで牽引するスタッフ、実際に操船するスタッフなど複数名の連携で曳航作業を行っていきます。
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