甲板員になるための資格は特にありません。
ただし、航海当直中における操縦を任されることがあります。

航海士や船長に代わって一時的に舵を切りますが、その際に必要となるのが小型船舶免許です。

そのため小型船舶免許だけは先に取得しておいた方が良いでしょう。
例えば、2級小型船舶操縦士なら学科と実技でそれぞれ12時間以上の受講が必要です。
1級になると学科が24時間になります。

免許スクールなどに通ってしまえば、数日のみで取得できるので、短期間で取得できる操縦免許です。

将来的には航海士や船長を目指す形になるかと思いますので、操縦免許は入社時にはなくても、いずれ取得しておきたい免許です。

それ以外には、航海の当直部員として認定されるには、いくつかの資格条件を満たしておく必要があります。
年齢が16歳以上で、健康証明書を受有していること。

そして甲板部の実務経験が6ヶ月以上を経験していることが条件となります。

なお、こういった公開当直部員の認定を受ける必要性があるのは、総トン数700トン以上の船舶が対象となります。

認定を受ける際には資格認定申請書に名前や住所、乗船履歴などを記載して提出します。

甲板員の仕事に興味がある方はぜひ一緒に働きましょう。

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